髪の構造とキューティクル

キューティクルが痛むと髪にツヤとハリがなくなりダメージが進むと枝毛や切れ毛になる

髪は大きく分けて3つの部分からなり、髪の毛の外側はキューティクルと呼ばれています。その内側で髪の毛の75%から80%を占めるのがはコルティックス、髪の中心部をメディラといいます。

 

キューティクルはタケノコの皮のように少しずつ重なりながら髪を包んでおり外部からの刺激を防ぐ役割があります。お肌でいうと肌の表面の角質層がキューティクルにあたる部分です。

 

キューティクルの内側にはコルテックスと呼ばれる層があります。コルテックスの成分はケラチンというたんぱく質でできています。キューティクルの傷みが進むとコルテックスのたんぱく質も失われてしまいますが、必要な成分をトリートメントなどで補給すれば髪の水分量などが増えダメージヘアをケアできます。

 

参考:花王ヘアケアサイト 髪の構造+画像 www.kao.com/jp/haircare/structure_02.html

 

 

 

 

 

 

キューティクルが開く?閉じる?

キューティクルは温度や湿度が高いと開く性質を持っています。ですから、シャンプーをすることでキューティクルを開くことになります。キューティクルが開いている状態は髪が痛みやすいなので、ゴシゴシ乱暴に洗髪をしたり、ブラッシングやタオルドライの際もキューティクルを傷つけないようにすることが必要です。

 

ドライヤーの熱が髪を傷めると思い自然乾燥をしている方はいると思いますが、髪を自然乾燥することは、いつまでもキューティクルを開いた状態なので良くありません。洗髪後は開いたキューティクルを髪を乾かすことで閉じることが大切です。

 

ドライヤーは最後に冷風をあててキューティクルに沿って上から下へなでるようにするのがポイントです。

 

キューティクルが傷つくのはどんな時?

キューティクルは紫外線やドライヤーの熱、タオルの摩擦で傷つきはがれます。このようなダメージが日々重なりると、キューティクルが傷つき毛羽立ち、髪のパサつきやツヤハリ不足を招いています。

 

最近ではヘアアイロンでカールまたはストレートにする女性が多いですが、気を付けないとキューティクルが溶けてしまいます。外側のバリア機能を兼ねているキューティクルが損傷すると髪の中の成分が出てしまい切れ毛や枝毛といったトラブルが起こります。

 

一度、ダメージを受けた髪はもとに戻りません。傷んだ髪はトリートメントを使うなどしてキューティクルをケアする必要があります。

 

美しい髪のためにできること

肌は傷ついても治りますが、髪の毛は傷んだものは治りません。あくまでも補修をする整えるケアをするということになります。

 

ダメージヘア用のシャンプーやトリートメントを使っているのに髪の状態が良くならないと思う方は、ヘアケアの悪循環に陥っているのかもしれません。スキンケアと同じで頭皮の皮脂を取りすぎるような洗浄力が強いシャンプーでは新しく生えてくる髪にも良くありません。

 

皮脂が盛んでべたついて困る方以外はマイルドな洗い上がりの優しいシャンプーがおすすめですが、肌の乾燥が気になる方はシャンプーも低刺激なものを選んだほうがいいと思います。

 

頭皮から出る皮脂こそが天然オイルの代わりになるのですから、皮脂を取りすぎないことは重要です。髪が生えてくる頭皮のケアは忘れずにシャンプーやトリートメントを選びましょう。

 

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