シャンプーの洗浄成分比較

シャンプーの洗浄剤、高級アルコール系、石鹸、アミノ酸系などを解説

洗顔料にマイルドな洗い上がり、皮脂を取りすぎないといったものがあるように、シャンプーにも配合されている洗浄剤により特徴があります。ここではシャンプーの洗浄剤の種類を取り上げてまとめています。

 

シャンプーを選ぶとき、シャンプーボトル本体に書いてある「さっぱり、しっとり、ダメージ」この3つの中から当てはまるもので好きなニオイを購入する人が多いかもしれませんね。

 

それとは裏腹に、髪の悩みはいろいろと抱えていらっしゃる方が多いのが現状です。ぜひ、自分に合ったシャンプーでトラブルを抱えないヘアケアをしましょう。

 

シャンプーを洗浄剤で選ぶ

シャンプーの洗浄剤は大まかに、高級アルコール系(硫酸系)、スルフォン酸系、石けん系(脂肪酸系)、アミノ酸系(ベタイン系、タウリン系)等に分かれます。

 

アミノ酸系 
・・・ココイルヤシ油脂肪酸、ココイルグルタミン酸Na、アシルグルタミン酸、ラウロイルメチルアラニンNaなど。
天然成分由来で低刺激。保湿力もあり、肌の弱い方や髪への負担が心配な方向け。洗浄力はマイルドなので皮脂が過剰な方やスタイリング剤やワックスを多用する方には不向きかもしれません。

 

 

硫酸系(高級アルコール系)
・・・ラウレス硫酸Na(ナトリウム)、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸TEA、ラウリル硫酸TEA、ラウレス硫酸アンモニウム、 ラウリル硫酸アンモニウムなど。

 

洗浄力が強く原価が安いため市販のシャンプーに最も多く使われている。
手ごろな価格で購入できる反面、髪や頭皮への刺激は強いため、敏感肌や乾燥肌の人は注意が必要。カラーやパーマの持ちも良くないという指摘もあります。

 

 

スルフォン酸系
・・・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

 

硫酸系と同程度の脱脂力、刺激があるといわれています。ヤシ油由来。

 

 

石鹸系
・・・カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸Kなど。

 

生分解性に優れ環境に優しい。皮脂洗浄力が高い、アルカリ性のため髪がきしむ。

 

 

ベタイン系
・・・ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、オリーブアンホ酢酸Naなど。

 

ヤシ油などの天然由来成分で作られアミノ酸系より低刺激。ベビー用品にも使われているので、肌が弱い方向け。ただ、洗浄力は弱いので、しっかり洗いたい方には物足りないです。保湿に優れ、髪を柔軟にする効果があり、

 

 

グルコシド系
・・・ラウリルグルコシド、デシルグルコシドなど。

 

植物由来のグルコースという糖類から作られ、洗浄力がマイルドで低刺激、泡立ちがよいのが特徴。

 

 

たんぱく質系
・・・ココイル加水コラーゲン、〜シルクと表記されたもなど。
シルクやコラーゲンなどのたんぱく質で出来ている成分で、とても安全性が良く、トリートメント効果も高いです。

 

 

酢酸系
・・・ラウレスー3酢酸Na、酢酸クロルヘキシジンなど。
泡立ちは良いのですが、硫酸系や石鹸系と比べて洗浄力がやや落ちます。其の分刺激がやや低いです。
ただやはり泡立ち・洗浄力は弱く、また、非常に高価なことがデメリットです。

 

 

高級アルコール系シャンプーはすでに親の代から使用されており何十年も歴史があると思います。以前はシャンプー自体の洗浄力が強かったようで、洗うのは2,3日に一度が良いとされていたようですが、最近のシャンプーは洗浄力がそれほど強くなくなったこともあり、毎日洗髪したほうが良いとされています。

 

頭の皮脂は顔の皮脂より2,3倍の分泌量があるので、むしろ毎日シャンプーをして清潔に保つことが大事です。顔を毎日洗うように頭皮を洗う、頭皮を健康に保てば健康な髪が育つというのが最近の主流だと思います。
そのためにも、洗浄力が強すぎない皮脂を取りすぎないシャンプーを選ぶことが肝心でしょう。

 

なぜアミノ酸系シャンプーがいいのか

子供のころから硫化系(高級アルコール系)シャンプーを使ってきて全くトラブルはありませんでした。いったんは界面活性剤を嫌いノンケミに転向し石鹸シャンプーを使っていたことがありますが、ダメージヘアはゴワゴワ、ガサガサ、パサパサのままで、思い返せばひどいヘアケアだった思います。

 

最近、アミノ酸系のシャンプーの存在を知り、使い比べてみたところ、その良さにはまってしまい、アミノ酸シャンプーで人気のあるものをいろいろと試しています。

 

アミノ酸シャンプーは

  • 洗浄力がマイルドで乾燥によるフケかゆみがなくなります。
  • 頭皮が良い環境であれば、健康な髪が育ちます。
  • 傷んでいる髪もダメージが進まずスタイリング剤なしでもまとまります。

 

アミノ酸シャンプーの見分け方
「アミノ酸」をうたっているものであっても、ラウリル/ラウレス硫酸系、スルホン酸系などの石油系洗浄剤をメインで使ってアミノ酸洗浄剤はわずかの量しか入っていないというシャンプーもあります。見分け方は、全成分で水の次にきている主な洗浄剤をチェック。ココイルグルタミン酸、ココイルアラニンなどアミノ酸系であれば、アミノ酸シャンプーです。

 

本当のアミノ酸シャンプーかどうか、見極めて使いたいですね。

 

 

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